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アルカナ0 「愚者」

アルカナT「魔術師」

アルカナU「女教皇」

アルカナV 「女帝」

アルカナW 「皇帝」

アルカナX

アルカナY

アルカナZ 「戦車」

アルカナ[

アルカナ\

アルカナ]

アルカナ]T

アルカナ]U

アルカナ]V

アルカナ]W

アルカナ]X「悪魔」

アルカナ]Y

アルカナ]Z「星」

アルカナ][「月」

アルカナ]\「太陽」

アルカナ]]

アルカナ]]T

Page of Wands.

10 of Wands.

9 of Cups.

8 of Cups.

6 of Cups.

2 of Cups.

Ace of Cups.

9 of Swords.

8 of Swords.

4 of Swords.

King of Pentacles.

Knight of Pentacles.

Page of Pentacles.

8 of Pentacles.

6 of Pentacles.

4 of Pentacles.

3 of Pentacles.

2 of Pentacles.

Ace of Pentacles.

Ace of Wands.

【アルカナ][「月」】



知的な月について

アルカナ「月」について、タロット象徴事典では次のように語られています。
『"ThePictrialKeytotheTarot"の中でウェイト博士は、この札の従来のタイプと違う点として、月の満ち欠けが描かれていることを上げています。月の向かって右側は次第に膨張しており、これが即ちカバラにおける生命の樹の向かって右側の慈悲の柱の緒力であると述べています。月には32本(10の天球と22の小径)の光線が描かれ、時計の長針と短針のように、長い光線と短い光線とが交互に並んでいます。太陽の光の具合により、月の反射光も明るくなったり暗くなったり、その光の触手の長さを変えるものです。
従来、「月」は不安定な神経症的なイメージですが、その従来のイメージとも違う解釈がなされるべきなのでしょうか? そうであるなら、もう少し違いをわかりやすく教えて下さい。



非常に不安定な「月」を抱えた人間同士が解り合えない人間関係の中でも、たまには、時間をかけて説明して何年も経過した末に、ようやく解り合えるような人間関係などあることもありますが、、
キレて感情的にぶつかって終わり、というケースも多いものです。
そういうケースでは、往々にして関係性が切れたのは「相手のせい」となるご様子。

何でも他人のせい、外部の刺激のせい、環境の変化のせい・・・それを選んでそこに行って関係性を持った自分自身に、ことさら目が向かない。。これもこのアルカナが示す「人間の盲点」です。

月は、あくまでも太陽光の反射光。太陽との位置関係で、発する光の度合いを増したり、見え方加減が異なってくる月。あくまでも太陽次第の月。
「月」は、支配を受けたりコントロールされがちなものの象徴でもあります。

何かと「マインドコントロール」が話題になるけれど、そんなものは茶飯事でしょう。そもそも人の心というもの、これはコントロールされて当たり前というしろものです。実物よりよく見えるようにとか、好きになってもらいたいとか、あまり近づいて欲しくないとか、人間関係も仕事も、広告宣伝営業活動などにおいては人の気持ちをどう動かすかが醍醐味。

その中で、誇大広告とか虚偽記載とかあまりにも反社会的なコントロールはどうかと、そういうものには注意しようと誰しもが思っているはず。
自分がどういうものにはコントロールされがちなのか、どういう人には弱いのか、いい年の大人にでもなれば解っているのが然りなのでは。

まず自分を知ること、世の中を知ること、何であれ「知ろうとする作業」が不能になった状態が、アルカナ「月」の示すところ。元々のその人の知力・学力の程度は問題になりはしない。

あらゆる経験が、自分を知り、他者を知り、世の中を知るための必然なのだと、タロットは教えてくれる道具でもあります。
このアルカナは、その経験の中で何か大切な学ぶべきものや己というものを見失っていませんかと問うて出ることが多いように感じられますが、いかがでしょうか?
自分を責めたり、他者を責めたり、そんなことをしがちな時にもよく出るアルカナでは。

カバラの10のセフィロト(天球)と22のパス(小径)とは、『生命の樹』を表すものです。白い柱と黒い柱を交互に行き交いながら、中央の柱を蛇行するように上昇し、人はやがて頂点の光り輝くものと一体になるという変成を説くのが『生命の樹』です。


救いは必ずしも癒しとか治療にあるのではなく、当事者の中にあること。当事者がしっかり自分を持つこと、「知ろうとする作業」によってそれができるということではなかろうかと。


2012/03/19


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